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世田谷区にある等々力渓谷公園への行き方や地図、アクセス方法や散策スポットについて

等々力渓谷を知っていますか? 世田谷区にあるとは思えな都会のオアシス的自然が広がり癒しスポットやパワースポットとして有名な場所です。 渓谷や等々力不動尊なども含めて等々力渓谷公園となっています。 渓谷内の谷沢川沿いの散策道は整備されていて、思わず渡りたくなる細い橋や飛び石などの散策が楽しめる工夫もされています。 アクセス方法や地図、行き方などもご紹介しますので是非行ってみてください!

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世田谷区にある等々力渓谷公園とは?

東京都に残る数少ない渓谷で東京23区内では唯一の渓谷です。
世田谷区の南部に位置し、谷沢川が侵食した約1kmの渓谷で、公園としては1974年に横穴式古墳や等々力不動尊を含め世田谷区等々力公園として開園しました。
平成11年に東京都指定の名勝になったことをきっかけに、環境保全への取り組みや散策が安全に出来るように渓谷沿いに散策道が整えられ、迷ったり危険な事がなくなりました。
東京にいながら23区内とは思えないような大自然を感じることが出来る数少ないスポットで、木々が茂って何種類もの野鳥が生息しています。
自然が広がっているため夏でも涼しげで気持ち良く過ごせ、パワースポットとしても有名です。
渋谷から電車で20分程度で行ける事を考えても、都会にこんな自然があったのかと驚くことでしょう。
自然がたくさんなので、虫が出る季節には虫刺され対策をしていくのがおすすめです。

等々力渓谷はどうやって出来た?

等々力渓谷のある、武蔵野台地は水を通さない粘土質層の上に水を通しやすい礫層が互層になっている関東ローム層に覆われた台地で、多摩川に削られて出来た崖線には多くの湧水があります。
等々力渓谷はこの多くの湧水が台地を侵食して出来た渓谷です。
水源は武蔵野台地の湧水と旧品川用水の吐水跡とされています。
現在の水量は少なく、上流域で雨水をためて枯渇時にはゴルフ橋付近から谷沢川へ放水しています。
不動の滝などからの湧水も地下水のくみ上げ等により減ってきているそうです。

都会の住宅街にこんな自然が残った理由としては、水面から20~30mもの高低差がある急斜面の多い地形のため宅地開発が免れたためとされています。
きっと宅地開発が盛んな時期は等々力渓谷がなければ・・・と思う人もいたでしょうが、いまではその急斜面の多い地形が都会の貴重な自然の癒しスポットになっています。

都会にこんな大自然があるなんて!等々力渓谷の散策スポット

・ゴルフ橋
等々力渓谷の入口にある橋で、ゴルフ橋という名称は昭和初期にこの辺一帯に大きなゴルフ場があったことに由来しているそうです。

・横穴式古墳
古墳時代末期から奈良時代にかけての横穴墓が発見されています。中でも3号横穴は状態が良好で保存措置が講じられ、古墳入口がガラス張りになって中を覗いてみることが出来ます。

・不動の滝
地層から水が湧き出る滝で、滝から出る水の音が渓谷に響くことでこの辺の地名がとどろきになったという一説もあります。

・等々力不動尊
不動の滝から階段を上っていったところにあります。子育てや学業成就の御利益があると言われています。

・日本庭園/書院
等々力不動尊の対岸に建てられた書院と日本庭園で、芝生が広がる広場もあり休憩スポットにもなっています。

春にはお花見、秋には紅葉が楽しめ、休憩スポットになるお茶屋さんもあります。

等々力渓谷への行き方やアクセス方法をご紹介

等々力渓谷の最寄り駅は東急大井町線等々力駅です。
等々力駅から徒歩で3~5分程のところに等々力渓谷の入口があり、そこから渓谷がスタートします。
駅から渓谷までの間にいくつかの案内板が出ていますので、案内に従って行けば迷うことはないでしょう。
休日だと割と人がいるので、同じように渓谷に向かう人もいるはずです。
ちなみに、野毛方面から行くと少しわかりにくいので、等々力駅側から行くのがおすすめです。
また、等々力渓谷専用の駐車場はありませんので、車で行く場合は近隣の有料駐車場を利用してください。

等々力渓谷は谷沢川沿いに約1km程続いています。
所要時間は往復で1時間程度ですが、散策スポットに寄ったりゆっくり休憩するともっと時間がかかるかもしれません。

等々力渓谷ってどんなところにあるの?散策するなら地図を印刷するのもおすすめ!

インターネットで「等々力渓谷 地図」と検索すると、等々力渓谷周辺の地図や渓谷内の案内地図が検索結果に表示されます。

渓谷内を散策中に迷ってしまうことはないと思いますが、渓谷内には何か所か散策スポットもあるので地図を印刷していくと良いかもしれません。
等々力渓谷の案内図ではトイレの位置なども書かれているものもあるので、印刷しないまでも事前にチェックしておけば小さなお子さんと一緒に行くときなどは安心でしょう。

インターネットで「等々力渓谷 地図」と検索すると、渓谷の地図とともに見どころ紹介をしているサイトも見つかるはずです。
せっかく行くなら事前に見どころをチェックしておくと一層楽しめるはずです。
ココでは伝えきれていない情報が見つかるかもしれませんよ。

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