「意味がわかると怖い話」とは？短編の解説付きや最新のまとめをご紹介

皆さんは、「意味がわかると怖い話」というお話をご存じでしょうか。日常であり得そうなシチュエーションを綴った短編なのですが、その文章をよくよく読んで意味がわかった瞬間、背筋が凍ってしまいます。怖い話が苦手な方は閲覧注意な、この怖い話が人気な理由をご紹介いたします♪

「意味がわかると怖い話」は短編でできている

解説を始める前に伝えておきたいことは、「意味がわかると怖い話」で書かれているお話は、全てフィクションです。
実在する人物や団体とは一切関係がありませんので、短編小説という感覚で読まれるといいでしょう。

「意味がわかると怖い話」は、1作品につき300文字前後の短編なので2～3分で読み切ることができます。
言葉の裏に隠されている真実をがわかった時は、背筋がゾッとしてしまいます。
夏の怪談話の代わりに、「意味がわかると怖い話」をするのも面白いかもしれませんね。

ちょっとした時間に読むことができるので、友達と遊んでいる時や飲み会なので話のネタにする人もいるようです。
そのため、どんどん話題が話題を呼び、今ではYouTubeで朗読されてい意味がわかると怖い話もあるほどです。

実際に「意味がわかると怖い話」を調べてみると、意味がわからないために何が怖かったのか不明なお話もあります。
自分で意味を探りたい方は、いろいろな考察ができるのでそれも一つの楽しみ方ですよね。
しかし、初めて読む方にとっては、不完全燃焼で終わってしまい、読んだ後に『モヤッ』としてしまいますね。

そこでおすすめなのが、解説付きの「意味がわかると怖い話」を読むことです。
1話ごとにちょとした解説が付いているので、解説を読んでからまた読み返すと、文章の真実が読み解けるのではないでしょうか。

「解説があると怖いと感じないのでは？」
と思う方もいらっしゃるかと思いますが、それでもじわじわと恐怖が押し寄せてくるのがこの「意味がわかると怖い話」の醍醐味なのです。

では、実際にどのようなお話があるのかを、一部ご紹介したします。

『夏休みに授業参観』

今日は夏休みなのに学校です
しかも授業参観です
夏休みなんて部活以外で行かないのに変な感じです

教室につきました、静かです授業参観だからかな??
LHRみたいな感じで先生がしゃべっていますが声が小さくて聞こえません

仲の良い友達に遊ぶ約束をして帰ろうとしましたが、
怪訝そうな顔で今日は無理と言われました

暑いので汗をいっぱいかいていました
疲れたのかな??

帰りろうとしたら先生に呼び止められました、部活の顧問です
嫌いなので無視して帰りました
明日の部活行きたくありません

上記でご紹介した「意味がわかると怖い話」は、『夏休みに授業参観』というお話です。生徒の目線で書かれた短編のお話ですが、どこが怖いのかお分かりになりましたか？
簡単にまとめて解説いたします。

夏休みなのに『授業参観』があるというのはおかしいですよね。
つまり、夏休みに保護者を含めて学校に集められるほどの、なんらかの大事なことが起こったということになります。

先生は声が小さい人なわけではなく、あまり大きな声では話しづらい内容を伝えている様子をうかがえます。
言いづらいということから推測すると、学校の生徒が亡くなってしまったのでしょう。

仲良しの友達に遊びに誘っても怪訝そうな顔で断られたことを考えると、おそらく語り手とそのお友達がその事件や事故に関係があるのではないかと考えられます。
語り手は暑さで汗をかいたと思っていますが、それはおそらく冷や汗だった可能性があります。

語り手は「夏休みなんて部活以外で行かない」と言っていることから、それまでは部活熱心だったことがうかがえます。
しかし、部活の顧問が嫌いになりで「明日の部活」は行きたくなったのは、顧問はその生徒らの『なんらかの異変』に気付き、語り手から事情を聴こうとしたのかもしれません…。

もし、語り手やお友達が事件に関係があったとしても、語り手には罪悪感などが全く感じられません。
何もしていないとしても、夏休みに保護者を含めて集まって学校側からの説明を理解できず、思い空気を読まずに友達と遊ぼうとを考えているところが、語り手の心が怖く感じます…。